社長ブログ (高岡店所属)

2015年10月24日|カテゴリー「社長ブログ (高岡店所属)
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これまで、世界フラワーガーデンショーの光や水についてご紹介してきました。

今回からは、わたくしのお気に入りのお庭をご紹介していこうと思います。

 

まずはこちら。

日本人男性デザイナーさんの作品です。

 

木製建具が日本らしく、和を感じますね。

 

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 横から。

L字のスリットフェンスが、横から見たときの建具に厚みを与えています。

 

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園路はよく見ると素材を変えていて楽しいです。

奥に見える石をしゅろ縄で縛ったもの。

これは関守石といって進入禁止を意味します。

茶人の間で取り交わされる約束事ですね。

 

これがあることで、いわゆる順路のような役割を果たし、

来訪客が迷わず主のもとまで辿り付けるようになります。

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 高さを変えたスリットフェンスに工夫を感じます。

壁面には葉っぱが埋め込まれています。

それが、はらはらと舞い落ちるような演出でしょうか。

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平板の目地に瓦の模様が浮かんでいて、楽しい園路になっています。

水鉢の筧はアイアン製?のぐるぐるしたものが。

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 右奥から流れる水を見ながら園路を散策できました。

苔の青さが黒い平板を引き立たせていて、素敵です。

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園路は 遊び心満載、こういうの好きです!

作者は露地風の庭をイメージされていたのでしょうか、シダなどの効果で瑞々しさが演出されています。

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壁面の一部を緑化。

さまざまな葉色を使うことで、立体感と楽しさを演出しています。

 

夜でも足元が暗くならないよう、ダウンライトが仕掛けられています。

2015年10月20日|カテゴリー「社長ブログ (高岡店所属)
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最近風邪がはやってきております。

当社では、風邪により30歳くらいふけた声を出している者がいます

くれぐれもお気を付けください。

 

さて、画像は砺波市のS様宅です。

レンガが一部欠けていることから、車がぶつかったと思われ、レンガが割れてしまいました。

けっこう被害が大きいですね。

S様にいくつか補修方法をご提案したところ、簡易的な補修をさせていただくことに。

 

レンガの補修方法

補修方法は、簡単。

(1)欠けているレンガをはずします。

(2)ボンドが付着しやすいよう、レンガに付いている土や汚れを取り除きます。

(3)レンガの断面に市販のコンクリートボンドを塗ります。

※塗るときは全面に均一に塗るのではなく、だんご状にしたほうがよく付きます。

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そしてレンガが開いてこないよう、上の画像のように養生テープでしっかり固定。

半日から1日くらいで固まります。

注意点としては、濡れているとボンドの効果が半減するので、乾いていることが必要です。

ひび割れの痕は分かりますが、これでしっかり接着されました。



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余談ですが、レンガやブロックの目地は一般的にモルタルを使います。モルタルとは砂とセメントと水を調合したもの。コンクリートボンドはモルタルより接着の効果が高いです。

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レンガの笠置(一番上にのるレンガ)などは年数を重ねると、はずれることがあります。

そんなときは、コンクリートボンドで接着すると簡単に補修できます


弊社では、こういった補修や修繕、また草むしりや抜根、解体などの工事も請け負っております。
工事の大小にかかわらず、まずはお気軽にお問合せください


ではでは関藤がお届けしました
2015年10月19日|カテゴリー「社長ブログ (高岡店所属)
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つづきです。

石張りの背板に木製の天板がとてもおしゃれですね。

そして、椅子の中にも小さな庭が再現されていて、遊び心満載で楽しいです。

一見すると、どこにライティングが?と思われることでしょう。

実はテーブル下の白い部分が光ります。たぶん。

ここ、強化紙障子ワーロン材のようなものが張られていました。

というわけで、光ると思われます。

そして繰り返しになりますが、テーブルの上の四角いボックスも照明。

いやー、本当に見てみたかったです。

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このお庭も私のお気に入りのひとつでした。

全景は後ほどアップすることとして、今回はライティングに注目です。

宙に浮いているシャンデリア。

木で格子状にしたものの中を配線し、電球をぶらさげてあります。

照明の場所もちゃんとベンチの真上当たりに持ってきてあり、

バックの樹々が借景になってよくマッチしています。

 

2015年10月17日|カテゴリー「社長ブログ (高岡店所属)
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今回からはライティングのある庭をご紹介していきます。

まずはこのお庭で使われているライティングを。

わたくしが見た中で、お気に入りの庭のひとつです。

全体的なバランスはさることながら、高低差や奥行き感の出し方がピカイチです。

アプローチやテラスの床面は人を楽しまるデザインが施されていて・・・・

おっと、今回はライティングでした

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このお庭の左側に突き出しているアイアンの壁。

直線が奥行方向に伸びているので、奥行き感をだしています。

そしてお気付きでしょうか。

アイアンに切り込まれている白い部分を。

そうです、ここの部分が夜になると光るのです!たぶん。

横のラインと樹木幹の縦ラインが交差して素敵にライティングされることでしょう。

夜も見てみたかった。

 

 

 

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テラスに腰掛けたところからパチリ。

樹木の気勢も左方向へ向いていてとても落ち着きます。

後ろの白い部分がライティング。たぶん

テーブルに置かれた小さなボックスもライトです。

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一番上の画像では、重々しく感じたアイアンの壁。

構造は木製で組み上げ、鉄板を貼り付けてありました。

枠組みの中にはLEDライトが仕込まれています。

GOODアイディア!

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庭園灯。

先ほどの壁と同じく横のラインが特徴的な照明です。

3方のみ鉄板で覆われていて、後ろは灯具がむき出しです。

オリジナルなのでしょう、とても素敵です。

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テーブルに置かれた照明。

やはりデザインは一貫しています。

天板に開けられた4つの穴など、細部までこだわりを感じます。

粋!

 

ひとつの庭にこれほどまでこだわりを感じ、驚きの連続でした。

この庭は他にも隠しライティング?が施されています。

次回に続きます。

2015年10月16日|カテゴリー「社長ブログ (高岡店所属)
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ハウステンボス内のピンコロ舗装です。

職業柄、いったい何個つかわれているのだろうと考えてしまいます。

1m×1mいわゆる1㎡で100個使うと考えると・・・・

何十万個っていう感じでしょうか。

職人さんはさぞ大変だったことでしょう。

そして、パレットの数も相当なものだということが推察できます。

搬入路の確保や、搬入場所も検討されたんでしょうね。

さて、ピンコロをご存知ない方もいらっしゃると思います。

ピンコロとは御影石で出来た、90mm×90mm×90mmのサイコロ状の石です。

舗装に用いる場合は90mm×90mm×40mmのサイズも。

ここは黒色で舗装されていましたが、他にも代表的なもので白色や錆色などがあります。

御覧いただいたとおり、アスファルトやコンクリート舗装と違い、

高級感があり、あたたかみを感じます。

目地はモルタル目地を詰める方法と、目地無しで突き合わせる方法があります。

ちなみにここは目地無しでした。

目地無しだと雑草が生えることが多いのですが、不思議と全く生えていませんでした。

管理が行き届いているのでしょうね。流石です。

このような素敵な空間は人を惹きつけ、気持ちよさを与えてくれるものだなと、

改めて感じる事ができました。

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