鉢植えの選び方

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こんにちは!若林です。
写真は自宅にある植物スペースです。
一戸建てではないもので、一部屋がこんなことになってしまいました(笑)

さて、今回は鉢植えについて書きたいと思います。
シンボルツリーなどの大きな木は地植えしたり、花壇があれば花壇に植えたり出来ますが、
植栽スペースを上手く取れない!マンションやアパートで植えるところがない!
でも植物を楽しみたい!という方、少なくないと思います。
そこで登場するのが鉢植えです。
鉢植えはお庭がなくても植物を楽しむことが出来ます。
また、移動することができるので、寒さに弱い観葉植物なども楽しむことが出来ます。
ここでは鉢植えの種類や選び方などを紹介したいと思います

屋外に適した鉢の材質と条件

まずは鉢の種類についてです。
インテリアグリーンとして楽しむための鉢はどんなものでも問題ありません。
しかし屋外に置く場合は、雨に当たったり強風に煽られたり、室内のように一定の環境ではないので慎重に選ばなくてはなりません。
そこで環境の変化に対応できる鉢を紹介します。
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鉢植えといったら!この色にこの形ですよね。
屋外で最適の鉢です。
”テラコッタ”とはイタリア語で”素焼き”という意味があるそうです。
時間が経つにつれて風合いが出てくるのが特徴です。
重みがあるので、少々の風では倒れません。
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こんな可愛いテラコッタ鉢も!
動物の形をした鉢をよく見かけます。
ブタやカバなど。

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何も飾りのない鉢をアレンジすることも。
布やテープを巻いたり、ペンキで塗ったりも出来ます。

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あえて割れた鉢を組み合わせて立体的な寄せ植えを作ることも出来ます!
乾燥に強いサボテンや多肉植物の寄せ植えで良く見かけます。
水が好きな植物には向かないかも・・・
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釉薬が塗られて表面がコーティングされた鉢で耐水性があります。
オシャレなものが多く、インテリアグリーンにも合います。
こちらも重みがあるので屋外でも大丈夫です。
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場所を選ばないモノトーンの陶器鉢。
お部屋にさらっと置いてあるとそれだけでおしゃれですよね!
屋外ではモノトーンのタイルテラスにあるとワンランク上の素敵なお庭に早変わりです
写真のように背の高い鉢は屋外では倒れてしまうことがあるので、注意が必要です。
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陶器鉢はカラフルなものが多いです。
空間のアクセントにしてみるのがおすすめです(^^)/
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盆栽の鉢も陶器のものが多いです。
盆栽の鉢も特徴的で、底が浅く、間口が広いです。
デザインも和の風合いが強く、写真のように苔を張ったり寒水石を入れたり和の雰囲気を演出します。
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”グラスファイバー”・”ポリプロピレン”・”FRP”と呼ばれる素材で作られたもので、テラコッタや陶器鉢に比べ様々な形状に作ることができて、色も自由自在です。
安価なものが多く、最近では人気の鉢です!
割れたりもしないし紫外線にも強く、温度変化にも強いので、屋外でも大活躍しそうですね
焼き物鉢に比べてとても軽いので、移動しやすいものおすすめポイントです!
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合成樹脂のものよりさらに軽く運びやすい鉢!
バックサックタイプの鉢です。
オシャレな園芸店なんかで見かけます。
個性的ですね。
破れにくい素材でできているそうなので長持ちします。
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ハイドロカルチャーでも使われるガラスの鉢。
ハイドロカルチャーとは水耕栽培のことです。
サボテンの水耕栽培も確かにガラス瓶でやっています(笑)→サボテンの水耕栽培
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木製の鉢。
鉢にそのまま土を入れてしまうと鉢が傷んでしまうので、鉢カバーとして使うのがおすすめです(^^)/

テイストに合った鉢を選ぶ

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鉢の種類を紹介しましたが、次はそれを参考にエクステリアやインテリアに合った鉢を選びます。
こってり洋風なお庭に和柄の鉢植えを置くと浮いてしまいますよね。
お家のテイストに合わせて鉢も選ぶと調和が取れて馴染ませることが出来ます。
また、モダンなテイストですとアクセントになるものを置いてもメリハリがついて印象が引き締まります。

テイストは人によってそれぞれですが例として以下のように分けられます。
・シンプルモダン
・ナチュラルモダン
・アジアンモダン
・フレンチ
・北欧風
・イングリッシュ風
・和風
・里山風 etc...

インテリアも同じようにテイストがあります。
エクステリアとインテリアのテイストを合わせるとより一体感が出ます。

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シンプルモダンはモノトーンなデザインが多いので、鉢も飾りのないモノトーンのものがオススメです。
また、メタリックカラーもシャープな印象を与えます。
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ナチュラル=自然 なので、自然で優しい色味の鉢がオススメです!
木製の鉢カバーなど。
ウッドフェンスやウッドデッキがある場合、その色に近い鉢だと調和されます。
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テラコッタもオススメです
洋風のお家ならこってりした飾りのあるテラコッタ鉢でも合います。
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和風と言えば盆栽のような鉢を思い浮かべるかと思いますが、ダークブラウンのシンプルな陶器鉢はスタイリッシュな印象に変えてくれます。
万能・モノトーン鉢でもかっこよく決まります。

最後に

鉢の種類・テイストを選んだら、あとは鉢のサイズです。
鉢のサイズは1号が直径3cmで2号、3号と大きくなるにつれて3cmずつ直径が大きくなります。
鉢のサイズは植物の大きさに合わせて選んでください。
例えば
高さが1.5m~2.0mくらいの大きなものだと10号(30cm)以上の鉢
    40cm~1.0mくらいの大きさだと6号(18cm)以上の鉢
    40cm以下の小さなものだと3~5号(10cm前後)の鉢 が目安です。

また、植物の種類によって根が浅く広がるものや深く伸びるものがあるので鉢の深さなど注意して選んでください。