【2月下旬~3月中旬】お庭の春じたくをしよう


庭工房SEKITOH高岡店の越野です。

今回は、本格的なガーデニングシーズンの始まる前の
2月下旬~3月上旬に行っておきたい早春の作業についてご紹介します(^^)/
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花がら摘み



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パンジー、ビオラなどは右の写真のようにタネができやすく、
結実によるエネルギーの消耗を防ぐために花が咲き終わったら早めに花茎から
花がらを摘み取ります。

プリムラ、クロッカス、スイートアリッサムなどタネができても次の生育に
さほど影響を与えない品種もありますが、
花がらが葉について、灰色カビ病の原因になることがあるので、
やはりこまめに花がらは摘んでしまうのが良いです。

せっかく咲いた花を摘むのはかわいそう…と思われるかもしれませんが、
花木全体の生育を考えると、思い切って摘んでしまうのがオススメです



クリスマスローズの葉の整理



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寒さに強いクリスマスローズの仲間は、古い葉を残したまま新しい葉が伸び出し
花を咲かせることがあります。

古い葉や寒さで傷んだ葉は見栄えが悪いだけでなく、
残しておいても株が養分をつくりだす役にはほとんどたちません。

早めに古い葉や傷んだ葉を切り取り花をキレイに見せましょう


宿根草の古い茎葉や枯葉の整理



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宿根草の多くは、冬に入る前に切り戻しをしなくても、
冬の間に古い茎や葉が枯れ、春になると株元から伸び出した新芽と
自然に入れ替わりますが、暖地では傷んだ葉や茎がいつまでも残っている事があります。

そのままにしておくと、春先の雨で古い茎や葉が腐り、
下から出てきた球根類などの芽まで腐らせてしまう事があります。

株元から新芽が出てきた事を確認したら、古い茎をすべて切り、株を整理しましょう。
冬の間に枯れた葉も切り取って、春を迎える準備をしましょう。


落葉樹の枝抜きや整枝、枯れた枝の除去

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スペースが限られた庭では、樹木を形よく仕立て、
バランスの良い庭の景観を作り出すために
樹木が小さいうちから枝抜きや整枝を行って
生育を上手にコントロールする必要があります。

落葉樹の剪定時期は、基本的に葉を落としている
休眠期に行いますが、早春に作業をすれば、
新芽の状態を見ながら作業ができます。

どの枝を切っていいかわからない…
という方は、下記のコラムも参考にしてみてください。

【剪定について】





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いかがでしたか?
少しずつ気候も安定してくる季節、外に出てお庭をチェックしてみましょう!
春に向けて、お庭を整えて楽しいガーデンライフを♪