2月のバラのお手入れ

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にわこぼ連載コラム[バラのお手入れ 2月編]
庭工房SEKITOH 高岡店の若林です(^^)/

バラのお手入れで一番大切な時期は2月ではないでしょうか!
教科書を見る感じではそんな気がします。。

バラの冬剪定を紹介していきます!!

2月のお手入れ

水やり
土を軽く掘って乾いていたらたっぷりと。
庭植えで雨に当たる場所なら与えなくてOKです。
追肥
いりません。
病害虫
カイガラムシやハダニに注意です!!
カイガラムシについてはコラムあります(^^)/

バラの冬剪定

つるバラ
1月のコラムでも書きましたが、冬はバラの休眠期です!
成長しない時期なので、眠っている間に綺麗な花を咲かせる準備をします。
雪の降る富山県ではコラムより1月早いお手入れをしても良いかもしれません(^^;)

しっかり剪定をすると豪華に花を咲かせてくれます♪
気温が上がりだすとバラも動き出してしまうので、剪定は2月中旬ごろまでに終わらせましょう!
葉を取り除くと、光合成をしなくなるので完全に成長がストップします。
なので、余計なエネルギーを使わなくなります。
剪定をする1~2週間前に取り除いておくと栄養分が無駄になりません!

葉は下に引っ張ると綺麗に取れます(^^)/
花や蕾、新芽があればこの時に一緒に切ってください。
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葉をむしったり剪定をしたりする際に、皮手袋を付けて作業することをおすすめします(^^)/
理由はわかるかと思いますが、血だらけになるかと思います・・

私も絶賛皮手袋探し中です(笑)
枝が混んでくると奥の方まで手を突っ込んだりしないといけなくなるので、長めの皮手袋がいいのかなと思います!
楽天さんで見つけたのはこれ⇦
小さいサイズもあるようなので是非!!
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冬剪定は株の1/2~1/3の大きさにするのが良いとされています。
半分以下の高さまで剪定することで養分を枝先まで送る距離が短くなり、春先に良い芽がぐんっと吹きます!

剪定前に既に良い芽が出てき始めています。
なので、良い芽を切り落とさないように良い芽の上で切るようにしましょう!


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「良い芽」って?

新葉が出てくる芽は赤色です。
⇦写真のような形が「良い芽」とされています。

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2つに分裂した芽です。
栄養も分裂してしまうので、充実した芽になりません。
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黒い芽は古い芽です。
育ちにくいです。
赤い芽を残しましょう。
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でべそみたいな芽。
赤い芽の下の出ている部分が寒さに当たり、傷みやすいです。
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一度切った部分の上で切り戻しても「良い芽」は出てきません。。。
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剪定のコツは
・枯れ枝、つまようじより細い枝を根元から切り落とします。
・株全体の1/2~1/3の高さを目安に。切っている途中で分からなくなったら離れて確認しましょう。
・赤い「良い芽」の上で切ります。
・太い枝はやや深めに切ります。
です!!!

また、「良い芽」の付いていない芽は根元から切りましょう(^^)/
慣れてきたら植替えの時と同じように健康状態をみながら剪定しても良いと思います!
健康状態は枝色で分かります。
赤い枝は元気な株なので、剪定もやや浅めにしても大丈夫です。
黄色い枝が多ければ、しっかりと剪定しましょうね

なぜ剪定をするの?

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冬剪定の目的は沢山花を咲かせるためです。
ひょろひょろな枝や元気のない黄色い枝を切り落とすことで養分の無駄遣いを防ぎます。
また、日当たりや風通しも良くなり元気な株を保つことにも繋がります。
冬剪定は思いっきり切ることが出来るので、失敗を恐れず切っていきましょう(^^)/