小池ブログ (富山店所属)

2017年1月28日|カテゴリー「富山店ブログ

こんにちは!





お庭を綺麗にしたいと考えるときに「水はけが悪い」という悩みをお持ちの方も多いかと思います。
土の状態やお庭の整地が整っていないと水はけが悪くなります。



水はけの良い土とは「植物が吸収できない余分な水を外に出してくれる土」が挙げられます。


水はけが悪い原因として
●もともと田んぼの跡地であった。
●粘土質の土を使用している。
●整地がしっかりとされず地面の表面がガタガタ。
●長年植え替えをしておらず、土を耕していない。


などが挙げられます。




この水はけが悪い状態でグランドカバーなどを植えると
腐る原因になりますのでまずは水はけをよくするための施工をしましょう。
弊社で行う作業をご紹介致します。(水たまりが浅く小さい場合の施工)


①土をスキとる。
※スキトリとは…土の表面全体を約10㎝(スキとる深さは現場によります。)ほど採る作業のこと。


②新しい良い土を入れます。


③整地していきます。




水はけが悪く土の表面に苔が生える。土の表面がデコボコしていてそこに水が溜まる。
そのような場合は土そのものを良い土にして整地していく必要があります。
また、表面排水をとるための勾配や雨水マスの設置・暗渠排水というも方法もあります。


※暗渠排水…水はけが悪い土地に溝を掘りそこに砂利を敷きその中に透水管を埋設する施工方法。



また、舗装材の中には透水性仕様の商品もあります。
玄関アプローチなど毎日人が歩く場所には
水たまりができにくく雨の日にも快適に歩行が出来る
透水性の平板をおすすめ致します。


それではまた!


2017年1月19日|カテゴリー「富山店ブログ


今回は、植物の病気
「バラの癌腫病」についてお伝えいたします。



「癌腫病」は植物界のなかではかなり恐ろしい病気です。。。
この病気はバラの根にコブができ、栄養を吸われます。
また、腫瘍が大きくなると導管を塞ぎバラへの栄養が
届かなくなり枯れる危険性もあります。



※導管…液体などをある場所から違う場所に送る管のこと。



そしてさらに一度感染すると周囲の株も感染しその株に触れたもの
例えば土を掘り返したスコップや剪定したハサミにも細菌が付着し
それらで作業した株や土にも感染し、広がっていきます。
(植物界のバイオハザード状態。)





この病気の原因は細菌で株の傷口から侵入していきます。
癌腫病はバラ科の植物である果樹やバラに感染、発症します。
野菜は、短期間で収穫し収穫後は株ごと全て抜き
その後、土壌消毒をすれば土壌に居着く菌を死滅させることができるので
まだ対処する方法はありますが
バラ科の植物は樹木なので長期間植えたまま育てていきます。
株を抜き消毒することは出来ないので土壌の病原菌は増え次々と感染を引き起こしていきます。





病気や害虫などの被害は他の植物にもよく見かけますが
こちらの癌腫病は他の植物たちにも感染していく
かなり恐ろしい病気です…。









【感染源】


感染源は苗にあります。
バラやサクラ・サクランボ・梅も苗が感染源とされています。




【対処方法】



細菌のある苗を購入しないという方法が
1番です!がなかなか難しいです。


ネットや店舗で買う際は
そのお店自体が「癌腫病」を出していないか
情報取集をして購入するのをおすすめします。


癌腫を切り取っても
苗自体に癌腫菌がいればやがて感染していきます。
ものすごく厄介です!




美しいバラを育てるには危険な
リスクが伴うのだと知りました。
予防の為に株を傷つけないように丁寧に扱うこと
購入するお店の情報収集をしっかりとすることが
1番の対処方法ですね。



それではまた!





2017年1月17日|カテゴリー「富山店ブログ


12月~2月にかけての植物管理として「つるバラの剪定・誘引」が挙げられます。
直立や自ら絡みついて成長していけない植物なので人工的に誘導してあげることで
綺麗な樹形を保つことが出来ます!



つるバラの剪定のポイントは「古い枝」・「細い枝」・「芽の先端」を
優先的に切り落とすことです。







誘引のポイントとして
※誘引とは…伸びたつるをひもや針金を使って約50㎝間隔で固定していく作業のこと。

ポイントとして「剪定と同時に行うこと」・「寒い時期に行うこと」・「1番高い枝部分を水平にする」です。
つるバラは2月頃にはすでに新芽が動き出しています。
新芽が活動する前の寒い時期(12月中)に誘引を行うのがおすすめです。



開花させたい枝にしっかりと日光が当たり質の良い花が咲きます。
冬は「剪定・誘引」春は「花がら切り」夏は「軽剪定」の繰り返しです。
いつかつるバラを育ててみたいなと思うのですが
かなりの難易度…(笑)
誘引の形によっても印象が変わりますよね!



それではまた!





2017年1月14日|カテゴリー「富山店ブログ
IXILエクステリアコンテスト2016

こんにちは!


今日は、大雪で寒いですね
皆さん車の運転にはお気を付けください!


庭工房SEKITOH
LIXILエクステリアコンテスト2016で
エクステリアリフォーム部門で入選賞を頂きました!



今回は受賞した施工のご紹介をしたいと思います!


施工実績はこちらから。


施工写真



こちらの目隠しフェンスはLIXIL「プラスGフレーム」と「クリアマットパネル」を使用しております
採光・風通し・デザイン性・オリジナル性に優れた施工になっております!



最近では木目調の横張りフェンスが主流となりつつありますが
プラスGのフレームとクリアマットパネルで個性的でお洒落な目隠しフェンスへ!
目隠しをすると家やお庭に光が差し込まなくなってしまう場合がありますが
クリアマットパネルを使用すればプライバシーを守りながら光を差し込むことが出来ます!








施工写真

施工写真





施工写真



全体的にナチュラルで緑の多い素敵なお庭へ
お子様ものびのびと遊べる空間になりました!


全国施工コンテストで7年連続受賞をしているので
今年も受賞できるような素敵なお庭をご提案をしていきたいと思います



それではまた!






2017年1月11日|カテゴリー「富山店ブログ


こんにちは!


最近は暖冬の影響もあり雪の降る量が少なくなっていますが
気温は寒いですね









気温は樹木や植栽にとって大変重要です。
しかし寒い時期に植えた方が良い樹木たちもいますよ



「落葉樹」では寒い時期に植えるのが最適です!
落葉樹は冬になると葉を落とし、休眠状態に入ります。
休眠中は根が活動を止めるため、新規で植えたり移植を行っても植木に負担が少ないです。
ですので落葉樹は冬の寒い時期に植えたり移植するのが最適です。





寒い時期に植えるとあまりよくないのが「常緑樹」になります。
常緑樹は基本的に春先から梅雨の植え付けが良いとされています。
根が早く活着し、かつ広く伸び栄養を吸い上げる力が強くなります。
ただし、真夏の高温と乾燥時期に植えるのは避けましょう。
根が十分伸びきらないうちに発育が止まってしまいます。





大切な樹木は植え付ける時期を間違えると
枯れる原因にもなるのでその樹木の1番良い植え付け時期に植えましょう!



現在の1月だと落葉樹が冬枯れで葉を落とし休眠の真っ只中です。
落葉樹を植えるのに最適な時期ですね


また、寒肥作業も行います。
根の活動がもっとも低下している時期に、
土の中で時間をかけて分解して栄養になる有機質肥料を与える方法で、
根にダメージを与えることなく、最適な肥料をタイムリーに与えられます。


樹木の最適な植え付け時期を見て植え付けしましょう